BATTYPE CPU
CPUの初速
初速とは
バトタイプのCPU対戦では、対戦相手の速さを「かな/分」(1分間に打つかなの数)で選べます。この数字は、CPUがスムーズに打ち続けているときのスピードだと思ってください。
でも、人間はそう単純ではありません。新しいワードがパッと出ても、まず目で文字を追って、キーの位置を思い出し、指を動かし始めるまでに一瞬の間があります。どうしても最初の一打は遅れるものです。この出だしのモタつきを再現したのが「初速」です。だからCPUも、対戦のスタート(カウントダウンの直後)と各セットの打ち始めに、ほんの少し身構える間を取ってから打ち始めます。
そして速いCPUほど、この待ち時間は短くなります。達人クラスになると、カウントダウンの時点でもう構えていて、ワードが出た瞬間に反射で叩くような、人間の反応の限界に迫る出だしになります。
かな/分と初速(ms)の対応表
| かな/分 | 初速(出だしのラグ) | 人間でいうと |
|---|---|---|
| 20〜60 | 約 1200ms(上限) | 超初心者・キーを探しながら打つ |
| 80 | 約 1190ms | 初級・ゆっくり |
| 100 | 約 1000ms | 初級〜標準(事務で困らないライン) |
| 120 | 約 845ms | 慣れた人 |
| 140 | 約 716ms | 速い方 |
| 160 | 約 608ms | 中級 |
| 180 | 約 519ms | 中級〜上級 |
| 200 | 約 445ms | 上級 |
| 250 | 約 310ms | 上級 |
| 300 | 約 225ms | 上位 |
| 400 | 約 138ms | 達人(反応限界に接近) |
| 500以上 | 約 100ms → 80ms | 競技トップ(ほぼノータイム) |
初速は対戦のスタートと各セットの打ち始めにだけかかります。出だしはこのラグのぶんゆっくりですが、そのあとで取り戻すので、1セットを通した平均スピードは選んだ「かな/分」を中心に、セットごとに上下におよそ ±5% ぶれます。ぴったり同じ数字を刻み続けると機械的なので、あえて少し揺らして、速い日も遅い日もある人間らしさを出しています。
計算式
初速(ms)初速 = 下限 + (基準 - 下限) × 2 ^ ( -(かな/分 - 100) / 75 )
下限80ms(達人の出だし。これ以下にはしない)
基準1000ms(100かな/分での出だし)
上限1200ms(超低速でも、これ以上は待たせない)
仕組みはシンプルで、75かな/分速くなるたびに、基準(1000ms)からの遅れが半分ずつ縮んでいきます。100なら1000ms、175でだいたい540ms、250で約310ms……という具合に、速い相手ほど出だしがスッと鋭くなっていくわけです。